記事詳細

【株式フジ】マザーズ指数不振、任天堂下落…市場落ち着くまで動きがいい内需株 「ゼンショーHD」「壱番屋」注目 (1/2ページ)

 日経平均株価そのものは堅調な動きを続けています。2万2500円近辺の水準を維持しているのですから、そういう見方になるのです。しかし、多くの投資家は「今の東京市場はピリッとしない」という感じを持っていることでしょう。この要因については少し深掘りしておいたほうが良さそうです。

 要因は2つあると考えています。ひとつは「マザーズ市場の不振」です。足元、マザーズ市場の指標となるマザーズ指数は1100ポイント近辺にあり、年初来安値を更新しています。今年1月24日につけた年初来高値1355ポイントから見ると大幅な下落です(日経平均株価とは対照的な動きです)。この背景には19日にマザーズ市場に上場予定のフリマアプリ「メルカリ」があるとされています。同社上場に伴い市場から吸収するであろう金額は約1300億円とされています。投資家は他の銘柄を売り、メルカリを買う資金を手当てしているのです。それがマザーズ市場不振の要因となっています。

 もうひとつは、ほとんどの取引日において東京市場全体の売買代金トップの「任天堂(7974)」の株価下落です。4万6000円~4万7000円台で推移していましたが、5月半ばから7営業日連続安となるなど波乱となり、4万円近辺まで急落しています。ここまでの株価上昇を牽引(けんいん)してきたゲーム機「Switch」の販売に頭打ちの兆しがあるとされていますが、これはあくまでも憶測の域を出ないものです。そうであっても、東京市場の中心銘柄の株価波乱は投資家心理に悪影響を与えていると思われます(任天堂は日経平均採用銘柄ではありません)。多くの投資家が市場に対して前向きになるためには、日経平均の堅調推移だけでは足らず、「マザーズ指数」、「任天堂」の落ち着きが必要と思われます。

zakzakの最新情報を受け取ろう