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【株式フジ】ゆがんでいる日経平均株価、相場状況悪くても「底堅い」 外需株に注目「TDK」「ダイキン工業」「HOYA」 (1/2ページ)

 毎日のように東京株式市場では年初来安値を更新する銘柄が200~300銘柄で推移しています。「年初来安値」とは、今年1月からもっとも安い株価、その銘柄数が多い状況です。ただ、不思議なくらい日経平均株価は安くなっていません。日経平均株価は、3月23日につけた2万0617円86銭が年初来安値です(終値ベース)。現行水準は2万2000円を上回っていますので、年初来安値とはまだ差があります。しかも、これだけ安値をつける銘柄が多いにもかかわらず、急落はしていないのです。多くの投資家が「相場の状況は良くないのに、日経平均はなぜか底堅い」と感じていることでしょう。

 もちろんこれには「ワケ」があります。日経平均株価は、日本を代表する225銘柄の株価を単純平均したものです。そうすると見た目の株価が高い銘柄(値がさ株)の寄与度が高くなります。ユニクロのファーストリテイリングやソフトバンクグループ、KDDIなどはその筆頭(高寄与度銘柄)といえます。このような一部の高寄与度銘柄が安値をつけておらず、ファーストリテイリングやKDDIにいたっては高値圏で推移しています。日経平均株価を引っ張り上げているのです。ゆがんでいると表現しても差し支えないと思います。株価指数も万能ではありませんので、仕方がないことでもあります。

 ここでは本格的な反転の指標となる銘柄を示しておきます。市場のキーポイントといっていいでしょう。(1)任天堂株の反転(2)メガバンク株の反転(3)メルカリ株の一段高、とみています。