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【株式フジ】「米中貿易摩擦」で中国の変調懸念 冷え込み相場はディフェンシブ株に物色 (1/2ページ)

 先週(5日)の当欄では「中国不安は払拭できていないものの、(米祝日明けの)東京市場には資金が回帰し始めると考えられます」とした上で「株価が思いのほかもろいため、投資家は慎重なスタンスを取る」としました。日経平均株価は6~10日の3営業日で約650円反発しています。まずは予想が間違いではなかったことになります。しかし、米中貿易摩擦の再燃によって11日は波乱(一時約450円安)となりました。これも予想通りだったといえます。キレイに予想通りになるということは…実は、株式市場が何を気にしているかがはっきりしているということでもあります。

 今の株式市場は「米中貿易摩擦」とりわけ、それによって中国経済に変調が起きるのではないかと懸念しているのです。他方、政治決着を期待しているフシもあります。仕掛けた側のトランプ米大統領の言動に一喜一憂するのはそのためです。もし米中両国に妥協が成立したとき(=懸念が低下する)にはトランプ大統領からアナウンスがあると考えているのです。期待が裏切られる格好でアメリカがさらに追加関税を課すことになると、失望感が出るのはそのためです。

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