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スメハラ、熱帯夜、熱中症…猛暑商戦ヒートアップ! 汗拭きシート、涼感寝具の販売好調

 全国的に猛暑が続き、日焼け止めや涼感寝具などの売り上げが伸びている。体臭などで周囲に不快な思いをさせる「スメハラ」対策にも注目が集まり、汗拭きシートの販売も好調だ。気象庁は熱中症予防を呼び掛けており、飲料メーカーは対策に役立つ飲料に力を入れる。

 資生堂は、日焼け止めブランド「アネッサ」や制汗剤ブランド「エージーデオ24」が人気だ。身だしなみに対する意識が高まっており、汗の臭いに気を使う人が多いという。マンダムでは、汗や皮脂など臭いのもとや汚れを拭き取る男性向けの汗拭きシート「ギャツビーボディペーパーシリーズ」が売れている。いずれも全国的に梅雨明けが早かったことも影響しているようだ。

 暑く寝苦しい夜を快適に過ごそうと涼感寝具にも関心が高まっている。フランスベッドは、肌掛け布団「クールデオドケットII」を発売。3層構造の特殊素材でひんやり感を実現し「他に類似品がない」(広報担当者)ことも好評な理由だ。ウサギやカワウソの形をした抱き枕もあり、おなかの部分に涼感素材を採用した。

 熱中症対策では、アサヒ飲料が「アサヒ 脱水対策 十六茶」などを売り出した。一定量のナトリウムを入れた「濃いめの『カルピス』」は5月以降、前年同期に比べ約3割増産している。いずれもペットボトル入りで希望小売価格は151円。

 第一生命経済研究所の首席エコノミスト、永浜利広氏は「7~9月期の平均気温が1度上昇すると、同時期の家計消費支出を約2884億円押し上げる」と試算。今年の夏は例年にない酷暑だけに消費はまだまだ伸びそうだ。

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