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【経済快説】小金持ち1万人分の効果! 「消費者・ZOZO前澤友作氏」のお金の使い方を研究せよ (1/2ページ)

 ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの創業社長、前澤友作氏のお金の使いっぷりと私生活が注目を集めている。

 報道によると、ジャン=ミシェル・バスキアの絵画を昨年123億円で落札、プライベートジェットを保有し、フェラーリなどの高級車の限定品を複数台持ち、千葉県内に500坪の敷地で邸宅を建設中だという。現在は、女優の剛力彩芽と交際中で、また、プロ野球の球団を保有したい意向だとの報道もある。

 「週刊新潮」(8月2日号)が「大人はうんざりするZOZOTOWN『前澤社長』の金持ち自慢」というタイトルで記事を書いているように、一部には批判的な向きもある。

 経営者としての前澤氏は、日本では珍しい「ジジ殺し」を使わない人だ。ジジ(年長の有力者)にうまく取り入ると、お金、仕事、人脈などを都合してくれて時間を短縮する効果があり、創業者・サラリーマンを問わず日本の社長にはジジ受けのいい人物が多い。しかし、お見受けするに、前澤氏は年上にゴマをするのは大嫌いだろう。この点では、堀江貴文氏と共通するものを感じる。批判の背景には「ジジ受け」を気にしないことがあろう。

 結果を見て言うのは簡単だが、彼のビジネス感覚は優れている。衣類のネット通販は参入が容易で競合の激しいビジネスだが、顧客に便利なサービスを一歩先に提供して競争を勝ち抜いてきた。地元の幕張に住むと手当が月5万円出るなど、社員のマネジメントもユニークだ。顧客の体形を測定・記録してデータとして持とうとする「ZOZOスーツ」の試みは、今後他社を大きく引き離す原動力になりそうだ。

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