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【株式フジ】引き続き米市場に資金流入トレンド維持した銘柄選び 「アンリツ」「沢井製薬」再び年初来高値更新の動き (1/2ページ)

 先週(23日)の当欄では「売買が少ないからといって、必ず株価が下落するとはかぎらない」と指摘しました。

 買いも少なく売りも少ない様相は、盛り上がりに欠けるのは事実ですが、そのまま株価下落につながるわけではないという見方です。その後の日経平均は1日も下げることなく(29日まで)きたのですから、やはりそうだったのだと言っていいでしょう。「売買が少ないと下がる」と思い込んでいる個人投資家がいるかもしれません。この機会にもう1度「市場の仕組み」について考えていただければ幸いです。売買が多くても少なくても株価は形成されるのです。それだけで上がるか下がるかを決することはできないのです。

 先行きについて外部環境を無視するわけにはいきません。足元ではやはり「米中貿易摩擦」そして「新興国(主に通貨)」が懸念される事項です。新たな悪材料が出てくると、たちまち売りものが出てくると思われます。これに対し「アメリカ株の堅調」が好材料となっています。世界中のマネーがひとまずアメリカ市場に流れている様相です。

 アメリカの株価指数は史上最多高値水準に位置しており、巨大な時価総額を持つアップル株やアマゾン・ドット・コム株も堅調です。新興国に不安感が台頭し、欧州や日本市場はパッとしない中、マクロ経済にも信頼感があるアメリカ市場に投資資金が流れ込むことは不思議ではありません。むしろ、「アメリカ市場が堅調であればなんとかなる」という理解をするべきでしょう。東京市場と同様、いやそれ以上にアメリカ市場の動向を注視していくときです。

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