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【株式フジ】米中露の動向に市場は“動揺”…波乱に耐えうる内需株とは? 「王将フードサービス」好調継続 「エニグモ」一段高 (1/2ページ)

 トランプ米大統領の攻勢はとどまるところを知りません。米中貿易摩擦においてアメリカが優勢(中国株が目立って下落)とみると、次に旧ソビエトと締結(その後ロシアが継承)した「中距離核戦力全廃条約(INF)」から離脱する方針を表明しました。その理由として「ロシアが条約を守っていない」と公言しています。中国、ロシアとの対決姿勢を改めて示しています。軍事分野にも踏み込んでいることからは、中国を巻き込んだ「新冷戦」と言っても過言ではないでしょう。足元の株式市場の波乱の根底には、このような動きに対する「動揺」もあると思われます。

 もちろんアメリカも、特に経済分野において「返り血」を浴びることになります。米時間23日に発表された建設機械大手のキャタピラー社の第3四半期決算は、利益こそ市場予想を上回ったものの、2四半期連続で引き上げていた通期利益見通しを据え置き、株価は急落しました。キャタピラー社の建機売上高の10~15%、全体の売上高の5~10%を中国が占めていることも明らかにされており、中国需要の先行き不安が業績予想の足踏み要因になったことは言うまでもありません。日本株においても建設機械大手のコマツの株価が急落しています。「中国関連株」はここではとても手が出ないのが実情です。大手外需系企業の多くがそれに該当するのですから、日経平均の戻りも鈍くなります。

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