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【バフェットの次を行く投資術】建国以来「米国」を買っていれば儲かった 「勝ち組は簡単には負けない」 (1/2ページ)

 有名な『バフェットからの手紙』(2014年)で、バフェットは次のように述べている。

 「実際1776年の米国独立以来237年間(筆者注=執筆当時)、米国の暗い将来に賭けて成功した人がいたでしょうか? 例えば、1776年の独立当時の米国の状況と現在を比較すれば(注=たぶん日本の幕末と現在の比較に近い感じだろう)その劇的な成長ぶりに目を見張らざるを得ません。ダイナミックな躍進力が米国の経済に組み込まれており、米国の目覚ましい成長はまだまだ続き、将来の成功は約束されているのです」

 記録に残っているだけでも1300年以上の歴史を持っている日本と比べれば、米国はベンチャー企業ならぬベンチャー国家であるが、建国以来おおよそ200年にわたって「米国」を買っていれば儲かったわけであるし、それはこれからも変わらないというのがバフェットの信念である。「勝ち組は簡単には負けない」というわけだ。

 また、米国株価平均の20世紀初めから21世紀にかけての100年間の上昇を例に挙げて、その信じられないほどの上昇率に言及する。

 例えば1980年からの約30年間だけを考えても、80年末の終値が963・99ドル、つまり1000ドル以下であったわけだから軽く20倍以上になっている。

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