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【株式フジ】簡単には戻らない大崩れ相場…小さな利益で焦らずジックリ 主力株「ソニー」「トレンドマイクロ」 小型株「アンリツ」「ワークマン」 (1/2ページ)

 相場波乱時に何よりもしなければならないことは「現状認識」です。日経平均株価は10月2日に平成バブル後の高値2万4448円07銭を付けた後急反落となりました。10月11日に「915円安」、10月23日に「604円安」、10月25日に「822円安」の大幅安を挟みながら、10月26日のザラバ安値2万0971円93銭まで、実に3500円も下げました。短期間の急落によって投資家の保有資産は大きく毀損(きそん)しました。

 信用取引を活用している個人投資家の中には担保不足による追加入金(追証)を迫られ、それができずやむなく投げ売りをした向きもいます。この先のことを考える際には、もうわかりきっている要因(米中貿易摩擦、米金利上昇)よりも、「投資家の様子」を理解することでしょう。これはそのまま「現状認識」と言えるのです。

 急に、投資家が以前と同じような積極的なリスクテイク姿勢を回復するとは考えない方がいいでしょう。まだ投資資金に余裕がある投資家にしても株価の上値を買うことを躊躇(ちゅうちょ)するのは当然なのです。これまで株に資金を投入していなかった投資家はもちろん余裕があるわけですが、その手の資金の性質は極めて保守的です(だからこれまで株を買わなかったのです)。株価を引っ張りあげる存在にはならないでしょう。日経平均は直近安値からは少し戻しているものの、下げ幅に比べると限られたものです。実はまだ「戻りは売りたい」と考えている投資家が多いことも忘れてはいけないでしょう。

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