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【経済快説】知らないと損する!「ファイナンシャル・プランナー」の正しい使い方 (1/2ページ)

 11月は各地で講演会や各種のセミナー、相談会などを組み合わせた「FPフェア」が実施される月だ。読者の中にも、こうした会に足を運んで、FPに相談した方がいらっしゃるのではないか。

 FPとはファイナンシャル・プランナーの略称で、お金全般に関して顧客の相談に応じる職業だ。民間2団体による資格制度があり、国のファイナンシャル・プランニング技能士資格と連動している。資格保持者は数十万人に及ぶ。資格保有者には金融機関に勤めている人と、金融機関に所属していない人がいて、おおよそ半々くらいだろう。

 さて、FPはお金全般に関わる相談に応じてくれるが、使い方には幾つかのコツがある。

 まず、重要な大原則は「金融商品を売るFP」に相談しないことだ。金融機関に勤めているFPは、どうしても自社が扱う商品やサービスを勧める傾向があり、相談相手には不適切だ。金融機関で「無料相談」をうたって顧客の相談を受ける人の多くはFP資格保有者だが、こういう相談こそことわざにいう「タダほど高いものはない」の典型だ。近寄らない方がいい。

 紛らわしいのは、FPを名乗って金融機関からは独立している体裁を取りつつ、生命保険や投資信託、不動産などを売って、バックマージンをもらうFPが相当数いることだ。「生命保険の見直し」と称して、新しい保険に加入させるようなやり口が代表的だ。こうしたFPにも相談はしない方がいい。「率直にお聞きします。あなたは生命保険を扱っていますか」と相談前に聞いてみるといい。

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