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【株式フジ】IR有力候補地でもある夢洲 「土地含み益」狙って万博関連 港湾運送「上組」 冷蔵倉庫「横浜冷凍」 総合物流「鴻池運輸」 (1/2ページ)

 米中首脳会談は、アルゼンチンで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議終了後、現地時間1日夜に開かれるとのことです。もちろんこの会談では、米中貿易摩擦解消に向けた動きが出るかどうかに注目が集まります。トランプ米大統領は米WSJ紙のインタビューで、貿易問題をめぐる中国との協議が不調に終われば、新たな対中制裁関税を発動する意向を表明しています。また、来年1月に予定される関税引き上げを凍結する可能性についても「かなり低い」と語っています。

 このトランプ大統領発言の通りであれば、株式市場では嫌気売りがかさみ、中国関連株とされる銘柄が一段安になってもおかしくありません。しかし、実際はそうなっておらず、むしろ安値からやや戻り歩調にあります。日本株では建設機械の「コマツ(6301)」、工作機械用NC(数値制御)装置の「ファナック(6954)」などを例に挙げることができます。ここからは投資家は米中首脳会談の動向を比較的楽観視していると判断することになります。

 他方、2025年の万博開催地が大阪に決定しました。もちろん株式市場では「万博関連銘柄」が話題になります。株式市場では、まず開催場所(大阪市此花区夢洲)近辺に土地を保有する企業の「土地含み益増加」を評価する動きが先行します。万博開催地近辺の地価が上昇することを見込んだものです。港湾運送首位級の「上組(9364)」、冷蔵倉庫主力の「横浜冷凍(2874)」、総合物流の「鴻池運輸(9025)」、倉庫大手の「住友倉庫(9303)」、倉庫中堅の「杉村倉庫(9307)」、大阪唯一の商業埠頭(ふとう)会社「櫻島埠頭(9353)」などが夢洲、もしくはその周辺に多く土地を保有する企業とされています。なかには株価が乱高下している銘柄もありますので飛びつき買いには気を付けたいですが、折に触れ話題にのぼる銘柄と言えるでしょう。

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