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高額役員報酬ランキング 1億円超えが22人の意外な企業は? (2/2ページ)

 かたや、ライバル社にあたるトヨタ自動車は、全体で5人。豊田章男・社長(62)は3億8000万円で52位と、日産の西川氏より少ない。前述したソフトバンクの孫氏と同様、豊田氏よりも、同社初の外国人副社長となったディディエ・ルロワ氏(60)のほうが多く報酬を得ている。ルロワ氏は10億2600万円で、豊田氏の約3倍だ。

 「欧米では報酬こそが能力の評価です。グローバル化が進む中で、海外の優秀な人材を経営陣に据えるには、欧米の水準に負けない高い報酬が求められる」(同前)

 トップ100で唯一の女性が、日本マクドナルドのサラ・カサノバ社長(53)だ。2014年の期限切れ鶏肉使用疑惑や、翌年の異物混入が影響して売り上げが大きく落ち込み、日本撤退も噂された状況からV字回復させた手腕が評価されたのか、6億3200万円で22位に名を連ねた。

 1億円以上の報酬を得ている人数で見ると、経団連会長も務める中西宏明・会長(72)の日立製作所が実に18人。

 それを上回る22人でトップだったのは、「天下の三菱」。だが、“御三家”と呼ばれる三菱重工業でも三菱商事でも、三菱UFJフィナンシャル・グループでもなく、三菱電機という意外な結果だった。ただし、同社でトップ100に入ったのは柵山正樹・会長(66歳、2億8000万円で89位)のみで“突出した存在”がいないのが特徴だ。

 ※週刊ポスト2018年12月14日号

NEWSポストセブン

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