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【経済快説】GW10連休、快適・経済的な「逆張り」の過ごし方 (1/2ページ)

 今年の特別なイベントとして、4月27日から5月6日までの10連休がある。

 この間、改元と新しい天皇陛下のご即位に伴う祝賀ムードもあり、また10連休を利用した旅行・レジャーなどの需要が盛り上がるだろうから、景気にとってプラスだという見方が一般的であるようだ。

 昭和から平成への改元の際には、大喪の礼の実施などに伴い多くのイベントや活動で「自粛」が頻発して経済活動が停滞する面があったが、今回の改元にはこのようなことがない。国民生活への悪影響が少ないことは、天皇陛下がご譲位を決断された理由の一つでもあろうが、適切であり、ありがたいことだ。

 ただし、取り越し苦労かもしれないが、この間の金融市場の動向は少々気になる。10連休の間の金融取引をどうするのかについては、まだ正式に決まっていないようだが、仮に一部の日に市場が開いたとしても取引は薄いだろう。

 一つには、長い連休期間中の市場変動のリスクを避けるために、株式や外国為替で短期的な取引をしている参加者が、リスク・ポジションを手仕舞う取引が集中する可能性がある。ポジションは連休後にまた積み上げられるはずなので、影響は短期的である理屈だが、株価が一時的に下押しされるような可能性がある。

 それ以上に心配なのが、日本の市場が閉まっていて日本の市場参加者が少ない間に、海外の市場参加者が為替レートなどの相場で大きな動きを「仕掛けて」来ることだ。日本の休日は狙われることが時々ある。具体的には、この間の円高が心配だ。連休中に数円単位でレベルが変わるような変動の可能性が否定できない。

 さて、個人としては10連休をどう考えたらいいのだろうか。読者はどのようなご予定だろうか。

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