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【定年後・自走人生のススメ】「開発すべき8つの項目」とは? (1/2ページ)

★シニア社員活性化最前線(下)

 いよいよ新しい元号がスタートする。定年後研究所ではその新しい時代の定年を『定年3・0』とした。「人生100年、生涯現役」が当たり前になる時代の“定年後”をどう生きるか? 50代会社員本人たちの自覚はもちろんだが、企業としていかに支援するかも重要なポイントである。

 定年後研究所が企画・制作した「キャリア・ラーニング・システム(Career Learning System、以下CLS)」の意図もそこにある。50代会社員の能力再開発を、職務領域の拡大につなげることで、会社人生を充実したものにしながら「自走人生」の準備を同時に行うというものだ。

 前回紹介したCLSは、「精神安定性、開放性、協調性、まじめさ、外向性」からなる5つの性格特性(ビッグファイブ)を自己診断するものだ。診断を通じて、これまで気づかなかった自分の“2番目に”強い性格特性を発見する。その特性を学び(セカンド・ラーニング)、さらに伸ばすことによって、今後の仕事の領域の拡張を狙う。「50代会社員が持つ“仕事上有益な性格特性”を広げましょう」という“個人”に焦点をあてたものものだ。

 CLSには、もうひとつ“再開発すべき項目”に焦点をあてたプログラムがある。それが「エイト(8)コンテンツ」である。

 第1の分野は、(1)キャリア形成(2)能力発見(3)コミュニケーションで、仕事の成果(生産性)を上げたり、能動的行動(自立)を促すための項目である。

 第2の分野は、(4)ダイバーシティ(5)アンコンシャスバイアス(偏見)(6)ハラスメント。いわゆる「危機管理」項目である。

 第3の分野は、これまでの経験やスキルを広範囲の仕事で生かすための項目で、(7)営業スタイルと(8)顧客理解の2つだ。

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