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【定年後・自走人生のススメ】“心地よい”と感じ“輝ける”場所探しを 現役時代の経験生かす (2/2ページ)

 「え、まさか…」。そう、仕事である。

 たとえば町内会の清掃活動に思い切って参加するとしよう。まず実施日を決め、メンバーを選出し割り当てを決め、道具を準備し、集まったゴミ類の処理をする。企画、詳細詰め、実施、後処理…。まさに現役時代に取り組んできた「プロジェクト」ではないか。

 地域社会の活動には現役時代の経験が大いに生かせるのである。ゴミ類の処理を業者に頼むのであれば、建設業だった人はツテがあるだろうし、人の割り当てを伝える表を作るにはエクセルがうってつけだ。集会所で説明をするのであればパワポでスライドを作ってスクリーンに写せば簡単。

 こんなふうに、会社で培ったものは定年後も大いに活用できるのである。例として地域活動を挙げたが、他にも工場で生産管理を担ってきた人がボランティアで新興国の工場に指導に行くとか、教師をしていた人が学校の補助教員になるとか、道は多くありそうだ。

 あなたが“心地よい”と感じ、そして“輝ける”場所は、案外すぐ近くにあるのかもしれない。

 日本で初めての「50代以上会社員」に特化した、定年後ライフの準備支援機関。定年後の「自走人生」を目指すシニアを応援。ポータルサイト『定年3・0』(https://www.teinengo-lab.or.jp)を通じ、コミュニケーションスタイル診断アプリ「コミスタ」を無料提供中。

 ■得丸英司(とくまる・えいじ) 「一般社団法人定年後研究所」所長。星和ビジネスリンク取締役常務執行役員。1957年生まれ。大手生命保険会社で25年にわたり、法人・個人分野のFPコンサルティング部門に従事。日本FP協会常務理事、慶應義塾大学大学院講師などを歴任。日本FP協会特別顧問。

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