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【定年起業への挑戦 実践編】営業のポイント 売り込みより「引き」を得ることが大事 (1/2ページ)

 「定年を楽園にする仕事とお金の話」(ぱる出版)の著者、高伊茂(たかい・しげる)さん(69)に、定年後の起業について、とくに営業方法のアドバイスをいただく。

 「自分が営業するのではなくて、自分の代わりに営業してくれる人をたくさん作りましょう。そのためには早くから社外に人脈を作るべきです」(高伊さん)

 高伊さんは、シニアこそ自分への投資が必要であり、意識して『見えない資産』を作るべきだと続ける。その『見えない資産』の最大のものが人脈だという。

 そのためには、たとえば勉強会を活用したらいいと述べる。講師と知り合い、手伝いをするなど講師と積極的に親しくなるといい。

 「成功している人、仕事の集まる人と親しくなれば、何か仕事を頼まれることもあります」

 高伊さんの営業方法は、売り込む類いのものとは違う。

 「私が大切にしている言葉の中に、社会教育家田中真澄先生の『事業成功のポイントは引き・運・力』というものがあります。売り込むのではなく『引き』を得ることが大事だと思います」

 たとえば、勉強会へ参加したときに名刺交換だけではもったいない。懇親会などにも参加し自分の強みを伝えながら人脈を作るべきだ。これまでどんなことを経験し、どんな成果を残したかパーソナルな強みに基づく「自分史」を話すことも効果的という。

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