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【ネット騒然銘柄】がん治療薬の思惑でストップ高 「オンコリスバイオファーマ」

 株式市場の世界には“バイオ株依存症”と言っても過言ではないトレーダーが存在するのだろう。がん治療薬を手掛けるバイオベンチャー、オンコリスバイオファーマ(4588)。同社が開発中のがん治療薬と、米製薬大手メルクのがん治療薬との併用療法に関するデータが米国の学会で発表されるとの思惑から、8日は株価がストップ高した。

 ネット上では「バイオの主役はここで決まり!」「全財産突っ込んだ」など、トレーダーたちがどんちゃん騒ぎを開始。他のバイオ株の熱は冷めつつあるだけに、今後は同株に一極集中する可能性もありそうだ。

 国内外工場の稼働休止を発表したマイコン大手のルネサスエレクトロニクス(6723)。発表直後こそ株価がストップ安したものの、翌8日は前日比プラスで大引け。「世界景気が減速気味なのに景気敏感株を買うってどうなの」と、先行きを不安視する書き込みが多数。ネット掲示板には、時折ハッとさせられるような鋭い書き込みも見られる。単なる煽りコメントとの違いを見分けられれば有用だろう。(新井奈央)

 【2019年03月12日発行紙面から】

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