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東証反発、半導体に買い 高値警戒売りでもみ合いも

 9日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。終値は前日比40円94銭高の2万1802円59銭。前日の米ハイテク株高を受け、半導体関連を中心に買われた。ただ最近の高値を警戒した売りも出て、もみ合う場面もあった。

 東証株価指数(TOPIX)は1・38ポイント安の1618・76。出来高は約11億500万株。

 前日のニューヨーク株式市場で、ハイテク株主体のナスダック総合指数は約半年ぶりの高値水準となった。9日の東京市場もこの流れを引き継ぎ、半導体製造装置の東京エレクトロンなどが買われた。

 政府が1万円札などの紙幣(日本銀行券)の全面刷新を決めたことを受け、現金処理機メーカーなど紙幣関連の銘柄に買いが集まったことも相場の上げ材料となった。

 一方、平均株価は前日に一時2万1900円を超え、取引時間中として約4カ月ぶりの高値を付けたことから当面の利益を確定する売りも出た。欧州連合(EU)離脱問題を巡る英国政治の迷走も、積極的な売買を手控える要因となった。