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東証続伸、52円高 中国GDP発表控え様子見も

 16日の東京株式市場は、米中の景気先行きを期待した買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は続伸した。17日に中国の国内総生産(GDP)の発表を控えており、午後に入ると景況感を見極めたいと様子見姿勢も広がった。終値は前日比52円55銭高の2万2221円66銭。昨年12月3日以来、約4カ月ぶりの高値が続いた。

 東証株価指数(TOPIX)は1・47ポイント安の1626・46。出来高は約10億5千万株。

 前日の平均株価は2万2000円台に上昇しており、朝方は高値を警戒した利益確定の売りが出て、下落して取引が始まった。その後は携帯電話大手や割安感のある銘柄に買いが入り、上昇に転じた。上海株の下落に伴って上げ幅を縮小するなど、方向感に欠ける値動きもあった。

 日米閣僚による新たな貿易交渉については「為替問題などは今回の交渉で議論しないと伝わったことから安心感が広がった」(大手証券)との指摘もあった。