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【天野秀夫 中小型厳選株】有力IPO企業と取引「テックファームHD」急浮上 カジノ関連ニュースに敏感に反応する特徴も (2/2ページ)

 最近では、客室設置型タブレット「イータブ・プラス」(館内案内や観光・グルメ情報をタブレット端末に搭載)が京王プラザホテルなど、ホテルや旅館に次々と納入されていることが話題となりました。

 カジノ施設向けモバイル電子決済ソリューションを手掛けることから、株式市場で人気化した経緯もあります。カジノ関連のニュースに敏感に株価が反応する特徴も持っています。

 今19年6月期業績は増収・減益見込みながら、4月16日には減益幅縮小の上方修正を発表し、当期利益については子会社株式の評価差益計上で事前の2億円予想から6億2000万円(前期比2・6倍)と、過去最高益に引き上げています。

 無借金経営で6月本決算であることから、現状で見込む年5円配当は6月期末に一括で権利が確定します。今6月期第3四半期決算は5月14日に発表の予定。

 このように、6月期決算の配当実施銘柄のため、GW前にリスク回避から売っていた向きはGW後に急いで買い戻す必要があります。有力IPO企業の取引先、来期を含めた業績の見直しと材料がそろったことから、選別買いの対象として急浮上してきても不思議ではないでしょう。

 ■天野秀夫(あまの・ひでお) 日本大学法学部卒。1987年4月、日本証券新聞社に入社。記者、編集局長などを経て、代表取締役社長を12年近く務める。2017年4月、独立。証券・金融界、上場企業経営者とのパイプを生かし金融リテラシーへの貢献を目指す。

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