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【AI時代の発想術】未解明遺跡の宝庫・南米で思いついた「AIの使い方」 (1/2ページ)

 2週間ほど、南米をうろついてきた。今回は旅日記を兼ねて、南米で思いついた「AI(人工知能)の使い方」を紹介する。

 ペルーの「マチュ・ピチュ」は標高2430メートルの高山にある「古代インカ帝国の石城」だ。その中には王室、巫女、兵士、神官の部屋などがある。

 ある時、この王室の床をフランスの発掘チームが赤外線センサーで撮影したところ、棺が埋めてあるのがわかった。しかし、なぜかペルー政府は発掘を許さないままだ。

 そこで考えついたのが、赤外線以外のたとえば温度センサーや振動センサー、その他いろいろなセンサーでマチュ・ピチュを探査してみれば、棺どころか場合によっては金銀が出てくるんじゃないかということだ。

 ペルー政府のご機嫌を損ねないようにリマの大学に話を通し、「多次元センサー機材を提供するから探査してみないか」「検出されたデータはAIスペシャリストのチームに解析させて結果は大学の手柄にするからやってみないか」と冗談まじりに提案してみたところ、意外とノリノリになり、話が盛り上がって朝まで飲み明かした。

 悪ノリついでに、ナスカの地上絵も空中から多次元センサーで撮影してみよう、という話が飛び出した。何キロという広大な砂漠に、飛行機もない時代の人間があんな大きな絵を描いたのはなぜか。何のために、誰に向けて描いたのか…。

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