記事詳細

【凄腕アナリスト ザ・覆面】「ブックオフグループHD」復活! 貴金属や時計、中古本から総合リユースへ (1/2ページ)

 一般消費者の嗜好はある時期に突然変わってしまうこともある。急成長を遂げていた居酒屋チェーンの「鳥貴族」、低価格イタリアンレストランの「サイゼリヤ」、立ち食い形式ステーキ店の「ペッパーフードサービス」は業績の低迷とともに株価も厳しい展開となっている。

 一方、華麗なる復活を遂げている企業もある。ファストフード最大手「日本マクドナルド」やラーメンチェーン「幸楽苑ホールディングス」などは株価も上昇波動を持続。これらは外食業界のケースだが、百貨店や小売業でも同様な現象が繰り返されている。

 そして今、復活企業の1つとして注目され始めたのが東証1部の「ブックオフグループホールディングス」(9278)だ。

 同社は「BOOKOFF」直営1号店をオープンさせた翌年、ブックオフコーポレーションとして設立し、2021年3月期に30周年を迎える。

 昨年10月に持ち株会社が再上場し、そのホールディングス再上場によってブックオフコーポレーションは上場廃止に。コーポレーション時代の17年3月期は営業利益が1億1600万円、当期損益が11億5900万円の赤字に陥っていた。

 18年3月期も当期損失が8億8900万円と3期連続の赤字だったが、営業・経常利益段階では回復軌道に乗り、5月10日発表の19年3月期は売上高807億9600万円、営業利益15億5000万円、当期利益21億7200万円。企業の「稼ぐ力」がよみがえり、配当も前の期から5円増配の年15円となった。

関連ニュース