記事詳細

【一生働く!】ハードル低い健診医への復帰支援 高まるシニア医師の存在感 (1/2ページ)

★雇用編・MRT

 医療業界に特化した人材サービスを中心にグループ展開をするMRT(東京都渋谷区、小川智也社長)。同社でもシニアの存在は高まっている。

 ■リタイア医師を支援

 超高齢社会を迎え、医師不足が深刻だ。高齢者は1人当たりの来院回数が増える傾向にあるため、対応が追いつかなくなる。病床不足や、一般患者が診察・入院しにくくなるという悪循環が生まれているのだ。

 この解決には予防医療が重要といわれる。なかでも「健診」は、病気の早期発見、早期治療・完治が可能になるため、ニーズが高まっている。

 その健診において今、同社が力を入れているのは、現役を引退した60-80代の医師たちの健診医復帰支援だ。

 「健診は身長体重・血液・心電図等の検査を行い、最後は医師の診断が不可欠です。しかし場所が(学校などで)点在しており、(春の健診シーズンなど)時季が限定されているため常勤医では難しく、非常勤・単発での勤務形態が多いのです。また、健診による診断は、異常がないかだけの診断なので、リタイア医師の復帰としてはハードルが低いのです」と執行役員の加藤修孝さん(33)は説明する。

 ただ、シニア医師の場合、電子メールなどが不得意なこともあるため、同社では24時間365日、電話でのサポート体制を完備。復帰時の不安を取り除くサービスも提供している。

関連ニュース