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【編集局から】受け取った瞬間にひのきの香りが… インパクト抜群だった「カンナ社長」の名刺

 名刺、どうしてますか? いまや名刺を読み取って管理するアプリやソフトも数多く、データベースとしての利用価値も高まっていますが、ちょっと油断しているとたまってしまうのが困りものです。

 アプリなどで読み取った後の名刺も捨てるわけにもいかず、どこにどう管理するのがベストなのか悩みは尽きません。

 というのも、名刺には連絡先だけでなく、さまざまな思いが込められているものも少なくないからです。写真やイラスト、メッセージ付きのものや変形のものもあり、少し前にはIT系を中心に小さめの名刺が流行したこともありました。

 これまでで最もインパクトが大きかったといえるのが、注文住宅大手、アキュラホームの宮沢俊哉社長の名刺でした。

 「カンナ社長」と異名を取る宮沢社長が、みずからカンナで削った国産のひのき材を使い、木と和紙を接着させるためののりを数十種類も試して試行錯誤繰り返しながら作っているものだといい、木目が入った名刺の手触りも独特で、受け取った瞬間に、ひのきの香りが広がりました。

 そして裏には清水寺の貫主による「永大家守り」の筆文字。名刺交換で印象付けて覚えてもらうという意味では、これ以上ないほどの効果を発揮していました。(中田達也)