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東証小幅反発、10円高 円安好感も一進一退

 22日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅に反発し、終値は前日比10円92銭高の2万1283円37銭だった。円安傾向や前日の米国株高を好感した買い注文が優勢となった。ただ米中貿易摩擦への懸念がくすぶり、取引終盤は前日終値を挟んで一進一退の値動きが続いた。

 東証株価指数(TOPIX)は4・09ポイント安の1546・21。出来高は約12億300万株。

 21日の米ダウ工業株30種平均が上昇した流れを受け、朝方は買いが先行した。外国為替市場で円安ドル高が進んだことも材料視され、上げ幅は一時100円を超えた。

 一方、市場では米中の貿易協議の先行きに対する警戒感が根強く、利益を確定する売りが交錯。米国が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)以外の中国製品にも禁輸措置を講じるとの観測で投資家心理が悪化し、平均株価は下落する場面があった。

 25日に来日する予定のトランプ米大統領が対日貿易でも強硬姿勢を示す可能性があるといった見方も広がり、相場の重荷となった。