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食卓に革命? 話題の「植物肉」食べてみた ビル・ゲイツやディカプリオも出資、続々商品化 (1/2ページ)

 日本の食卓に革命が起こりつつある。大豆など植物性タンパク質で作る「植物肉」が注目を集めているのだ。米国では量販店で牛肉の代わりに植物肉を使ったハンバーガー用パテが販売され、関連企業が株式上場、日本企業も続々と植物肉を使った商品の販売を始めた。ヘルシーなのはうれしいが、肝心の味はどうなのか。実際に食べてみた。(内藤怜央)

 植物肉で作ったハンバーガー用パテなどを販売する米ビヨンド・ミート社は今月2日、ナスダック市場に上場。米マイクロソフト社の共同創業者、ビル・ゲイツ氏(63)や俳優のレオナルド・ディカプリオ(44)らセレブも出資する注目株だ。

 菜食主義者など一部では以前から認知されていた植物肉だが、三井物産戦略研究所の岡田智之氏は「これまでの植物肉は、大豆の臭みなどが残り、おいしいとはいえなかった。しかし、近年では肉の分子構造を解析し、植物性タンパク質の膨大なデータから同じ構造を再構築する技術が進み、限りなく肉に近い味や食感が実現できるようになった」と解説する。

 ビヨンド・ミート社が三井物産と共同で日本進出を検討している一方、日本企業も植物肉を使った商品を続々と販売し始めている。

 9日から期間限定で販売しているハンバーガーチェーン、ロッテリアの「ソイ野菜ハンバーガー」は、大豆を使った植物肉をパテにしているが、見た目は通常のハンバーガーと見分けが付かないほどだ。食べてみると、まず驚くのが食感だ。肉と区別が付かないほど弾力があり、かめばかむほど香ばしいスパイスの風味が広がっていく。

 同社の広報担当によると「香り豊かで本格的な味わいに仕上げるため、クミンやナツメグ、ホワイトペッパーなどスパイスを加えている」という。「ロッテリアハンバーガー」の1個当たりの脂質は10・8グラムだが、ソイ野菜ハンバーガーは8・3グラム。タンパク質はロッテリアハンバーガーが11グラム、ソイ野菜ハンバーガーは12・3グラムとヘルシーだ。

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