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【経済快説】内定辞退の正しい伝え方とは? 力量問われるメールや電話、会社側は学生によって対応変更を (1/2ページ)

 5月15日付の『日経産業新聞』に載った、内定辞退の正しいやり方の記事が話題になった。学習院大学キャリアセンターの担当者の話として、必ず相手企業に出向いて担当者と直接会い、まず内定をもらったことに謝意を示し、それから内定辞退を伝えよ-といった手順が紹介されている。

 これに対して、内定をもらえない場合にはメールや手紙で済ませることがあるのに、辞退の場合に直接出向くことを求めるのは学生側ばかりが大変だといった声が上がった。

 正しい内定辞退の伝え方とはどのような方法か。

 別に本命がありながら内定を受諾するところまでは、学生の弱い立場を考えるとギリギリ許されよう。できれば就職活動を続けていることや、他に本命があることを伝えて内定受諾すべきだが、力関係によっては仕方がない。ただし、一度入社を約束した後に入社を断る際には丁寧に謝り事情を話すべきだ。

 入社しない会社に出向いて直接話をするのは、お互いにとって時間の無駄だという視点はあり得る。電話で人事の責任者と話して丁寧に話をするくらいで収めるのが当事者双方にとって賢いやり方ではある。内定辞退者には必ず直接会って、慰留と理由の究明に努めよと担当者に画一的な指示を出している人事部長は、考え直すといい。どれだけ採用したい学生か、慰留は可能かなどによって対応を変えるべきだ。

 学生の側では、メールや電話の際に好印象で丁寧さが伝わる自分の言葉を伝えられるかの力量が問われる。きちんと書き・話すことができれば、通常は用が済むはずだ。

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