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【トップ直撃】組織を強くする“識学メソッド” 「上司と部下の距離は縮めなくていい」 識学・安藤広大社長 (1/5ページ)

 「部下のモチベーション向上に取り組み、努力も評価する」「上司と部下の距離感を近くする」-。こんな組織の「常識」を根本から覆すのが、幹部や管理職の研修コンサルティングを手掛ける識学だ。「識学メソッド」の導入社数は1000社を突破し、会社設立から4年で東証マザーズ上場を果たした。創業者の安藤広大社長(39)は、早稲田大学ラグビー部時代に清宮克幸監督の薫陶を受けたことも組織論の基礎になっているという。(海野慎介)

 --「識学」とはズバリなんですか

 「一言でいうと、人間の意識構造に着目したロジックです。人は物事を認識して行動するまで、意識構造を定義しています。人の行動が正しいときには正しい認識がありますが、認識を誤ると誤解や錯覚が起きます。どのようにしたら錯覚や誤解を起こさないようにできるか考えるというものです」

 --誤解や錯覚とは

 「例えば、『いい接客』や『常識で考えろ』と指示しても、『いい』や『常識』の定義は人によって違います。双方の常識やルールの違いから誤解や錯覚が発生します。大事なのは『働く人は成果を残さないと給料をもらえない存在』と認識することです。“モチベーションを上げる”などという勘違いを修正していく会社です」

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