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【バフェットの次を行く投資術】成功ノウハウの上に投資ビジネス立脚「オリックス」 関西ルーツに“なにわあきんど”の「やってみなはれ」精神 (2/2ページ)

 このように融資資金を回収するために必死に事業を運営(勉強)し、それを成功させてきたノウハウの上に投資ビジネスが立脚しているのが当社の強みである。いきなり空港の運営や、投資会社の買収などの大型案件に乗り出したわけではないのだ。

 金融会社として保守的ながらも、事業拡大のためのチャレンジ精神を備えた独特の社風は「減点評価は行わず、加点評価する」というシステムによって熟成されたと考える。

 同社は東京都港区と大阪府大阪市に本社を置く関西がルーツの企業だが、なにわあきんどの「やってみなはれ」精神を感じる。

 大阪商人は、人一倍そろばんには細かいけれども、そろばんによる計算を超えたところに商売の本質があることはよく分かっていて、必要とあれば清水の舞台からも飛び降りる(事前にしっかりとそろばんでリスクの計算はしているが…)ということである。(人間経済科学研究所、国際投資アナリスト・大原浩) =敬称略

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