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【定年起業への挑戦 実践編】定年後に「研修講師」として活躍するには? 専門家「教え方に関する書籍を一冊は必ず読む」 (1/2ページ)

 定年後は自分の知識や経験を生かし、研修講師として仕事を行う道もある。むろん、超売れっ子講師を目指すのではなく、自分のペースに合わせ、全国各地で次の世代のビジネスパーソンに知識や技術を伝えていく。やりがいのある仕事といえる。しかし、研修講師になるにはどうしたらいいのか?

 ミドル・シニア世代の転職、キャリア開発に詳しい人事コンサルタント株式会社アネックス代表取締役天笠淳さん(52)に事情を伺った。天笠さん自身も企業研修のコンサルトとして活躍中だ。「いままで社会人として経験した部下や後輩指導と研修講師での教えどころのコツが違う部分も多いので研修講師養成講座を受けた方がよいと思います」(天笠さん)

 世間にはいろいろな研修講師養成講座があるが、おおむね3日間15万円から20万円のコースぐらいとのことだ。

 「そこまで投資が難しいという方でも教え方に関する書籍を一冊は必ず読んだ方がいいでしょう」

 一般社団法人を作るのもおすすめという。

 「利益よりも自分の知見を少しでも社会に役立たせてもらえればという思いが強ければ、仲間何人かと社団法人で活動をした方が、企業や地方自治体などからの講演依頼の敷居を下げられ、活動しやすいと思います」

 一般社団法人設立のハードルは高くない。また、収益を上げても問題ない。定年前に法人を立ち上げておき、その名刺を使って人的ネットワークを広げておくといいとのことだ。

 「さらに研修講師派遣エージェントに登録し、実績を積んでいけば、講師としての活動の幅が広がるでしょう」と天笠さんは話した。(取材 構成 藤木俊明)

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