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【トップ直撃】コンプライアンス担当者へ“応援”宣言! ハイテクノロジーコミュニケーションズ・岡村克也社長「正しい指導とパワハラには線引きを」 (1/3ページ)

★ハイテクノロジーコミュニケーションズ・岡村克也社長(58)

 セクハラやパワハラ、SNSの炎上や「バイトテロ」など、企業や団体のコンプライアンス(法令順守)問題がニュースにならない日はない。責任が重く、負担も大きいコンプライアンス担当者に素材やツールを定額で提供して応援するのがこの会社だ。倒産のピンチにあった時期に、社長に名乗りを上げ、背水の陣で新規事業を成長させて活路を切り開いてきた。そこには社会をよくするという一貫した思いがあった。(中田達也)

 --主力事業について

 「『こんぷろカスタム』という会員制の定額サービスです。コンプライアンス推進活動に役立つ研修用の資料やメールマガジン、ポスター用のデータやイラストなどを定額で利用していただけます」

 --どんな点が強みですか

 「チラシやポスターをふんだんに用意して、自由にカスタマイズして使っていただけるところです。また、よく間違えられるんですが、費用は月ではなく年間で税別8万円です。『商売下手だね』といわれることもありますが、9割以上のお客さまに契約を更新していただいています。『もっと早く知りたかった』『革命だよ』という言葉もいただきます」

 --コンプライアンスで不祥事を起こした企業が受ける打撃は年々大きくなっています

 「特に食品など消費者向け企業では影響がありますが、ハラスメントなどは業種を問わず大きな問題になります。コンプライアンスがしっかりした会社でないと人材採用もしづらくなることもあり、かなり本気で取り組みが進められています」

 --最近の傾向は

 「パワハラがダメなのはもちろんですが、逆にパワハラを恐れて上司が部下の面倒をみるのをやめてしまうという問題もあります。正しい指導とパワハラには線引きがあるということを示すコンテンツにニーズがありますね」

 --以前はマニュアル作りの会社だったそうですね

 「家電メーカーさんがメーンのお客さんで、アップルコンピュータ(当時)のパソコンに同梱された副読本『はじめてのあっぷる』が評判になったこともあり取引が広がりました。その後、マニュアルが薄くなったり、なくてもいいという流れになり受注が減っていきました。ソフトウエアのマニュアルに力を入れましたが、受注直前にリーマン・ショックが起きて、メーカーさんの予算カットで一気に厳しくなりました」

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