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【株式フジ】「横浜」との提携で地銀再評価、障害者雇用・支援企業にも注目 「千葉銀行」「エスプール」など (1/2ページ)

 気になる動きが出ました。10日朝の報道で「<コンコルディア・フィナンシャルグループ(7186)傘下の>横浜銀行と千葉銀行(8331)が包括提携する」と報じられ、その後、両行は報道内容を追認しました。地銀上位行同士の提携は株式市場でもポジティブに捉えられ、とくに千葉銀行の株価が目立って上昇しました。

 (第二地銀を含む)地方銀行はマイナス金利政策の長期化で収益が低下するなか、一部地銀による不動産融資不正が社会問題化し、投資家の関心が離れていました。2018年の初頭より地方銀行株はそろって低迷しています。そうした中での両行の提携は営業面で協力関係を深め、事業承継や遺言信託、運用商品の共同開発も検討されるとのことです。低迷する地方銀行株の突破口となる可能性があります。

 今後、他の地方銀行でも提携が進むことは容易に想像がつきます。地方銀行株はその数が七十強もあり、トータルの時価総額が大きいことから、時価総額の増減を示す株価指数、TOPIX(東証株価指数)への寄与度が高いのです。足元のTOPIXの低迷は地銀株をはじめとする「金融株」の低迷も一因です。今回のことが投資家からの再評価につながる可能性は十分にあり、それは東京市場全体への好影響につながるでしょう。個別ではやはり「千葉銀行(8331)」に注目したいです。

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