記事詳細

【経済快説】元SMAPの例しかり…転職時に注意すべきこと (1/2ページ)

 アイドルグループSMAPの元メンバーでジャニーズ事務所を離れた稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の各氏に関して、ジャニーズ事務所はテレビ局に対して彼らを出演させないように圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会から口頭で注意を受けた。

 行政処分や警告ではなく、注意という点が微妙だが、疑わしい事例があったのだろう。

 仮に、彼らを出演させたテレビ局に対してジャニーズ事務所が所属タレントを出演させないなら、テレビ局にとって大きな不利益となることは想像に難くない。こうした可能性を事務所の関係者が示唆したのかもしれないし、テレビ局の側が一方的に事務所の意向を忖度(そんたく)したのかもしれず、真相は現時点では分からない。

 しかし、いずれであるとしても、大きな芸能事務所を離れることがタレントにとって仕事の減少に直結するリスクを伴うことが分かる。

 タレントでないとしても、会社員が勤務先を辞める場合に注意が必要なケースはある。

 例えば、A社がB社にとって大口の顧客である場合に、A社の社員がB社に転職することが難しい場合がある。A社側がこの社員の転職に腹を立てたり、転職自体を止めようとしたりして、B社に対するビジネスの発注を止める場合があるからだ。最悪の場合、B社への転職自体が白紙撤回されて、社員がA社に留まらざるを得なくなったり、別の転職先を探さなければならなくなったりすることがある。

関連ニュース