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【トップ直撃】既成概念打ち破る「ピカソ的経営」 デザインから販売まですべてを自社で 海外雑貨に負けないこだわりで勝負 レプレゼント・堀口靖弘社長 (1/3ページ)

 安価でありながら高いデザイン性を誇る生活雑貨の小売店が拡大を続けている。デザインから製造、販売まですべてを自社で行う徹底ぶりで、海外の雑貨に負けないこだわりの商品で勝負する。単身米国に渡って過ごした日々が、既成概念を打ち破る原動力となった。画家を目指したこともあり、いまも絵筆を握るトップが掲げる「ピカソ的経営」とは-。(松村友二)

 --カフェを併設した雑貨店「AWESOME STORE(オーサムストア)&CAFE IKEBUKURO」が東京・池袋に2号店をオープンしました

 「ニューヨークのブルックリンをコンセプトに、2~3年の歳月をかけた店舗がようやく完成しました。店内で販売している雑貨はもちろん、カフェの雑貨やインテリアまで自社で手掛けています」

 --お手頃価格の商品が多いです

 「デザインから生産、物流、販売まですべて自社で行うことによってこの価格を実現しています。だからこそ、どこのお店にも置いていないオリジナルな商品が店頭には並んでいます。カフェで販売しているドリンクも他ではこの価格(オーガニックコーヒーが176円)で販売できないと思います」

 --商品開発に特に力を入れているようですね

 「何度来ても楽しんでもらうため、月に約100の新しいアイテムが店舗に並んでいます。ですから業務の6割が商品チェックですね。お客さまの8割が女性ですが、男性向けの商品も続々開発中です。アウトドア用品やファッション雑貨も取りそろえていますので、家族連れのお父さんにもぜひ遊びに来てもらいたいですね」

 --これまでのヒット商品は

 「まんべんなくさまざまな商品をご愛顧いただいています。そもそも永遠に売れる商品なんて存在しませんから、爆発的に1つのアイテムが売れる必要はないのです。それは約30年前に苦労した部分ですから」

 --従業員3人の会社から始まったそうですね

 「陶器メーカーの販売会社を設立しました。『キャニスター』という陶器の密閉容器を雑貨店や百貨店に販売する会社で、2年後には2億円を売り上げるまでに成長していました。ただ、1つの商品のみを販売していたので、だんだんと売れなくなり厳しい時期もありました。だからメーカーに頼らず、自ら販売しようと考えました」

 --現在の前身にあたる「レプハウス」を1990年に設立しました

 「1号店を千葉県松戸市に出店し、自分が欲しいものを取り寄せたのですが、それがイコールお客さまが求めているものではなく、全く売れませんでしたね。2年目からはセレクトショップのように良い物を世界中から集めて、取扱商品数も500から5000アイテムに増やしました。15坪の小さな土地で月900万円売り上げたこともありました」

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