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中国航空各社の「日本路線」、韓国を抜き過去最多の「週1130往復」超に 関係悪化で急減の危険性も (1/2ページ)

 中国の航空各社が10月27日からの冬ダイヤで、日本路線を総計で1週間に1130往復超へ大幅に増やし過去最多となったことが6日までに分かった。週1000往復を超えたのは初めてで、韓国の航空各社を抜き、国別で首位になった。日本政府筋が明らかにした。日中が9月に合意した規制緩和が大きな要因。日中関係改善も追い風に中国人観光客がさらに増えそうだ。

 今年3月にスタートした夏ダイヤに比べ230往復以上増える異例の拡大となった。中国が首位になったのは2009年の夏ダイヤ以来。

 成田空港では今年の夏ダイヤまで中国の航空会社の乗り入れを週99往復までに制限していた。規制緩和で冬ダイヤでは210往復に緩め、来年3月以降は310往復、21年3月以降は410往復に拡大する。「すでに310往復を上回る要望が来ている」(政府筋)という。羽田空港でも来年3月に規制を緩和する。

 地方空港への就航も順次増便。上海浦東空港と石川県の小松空港との定期便を増やし、北京首都空港と仙台空港を結び中国遼寧省大連を経由する定期便も再開。関西空港、中部空港、新千歳空港を結ぶ路線も増やしている。

 中国江西省南昌と静岡空港の新規就航など、日本の地方都市と中国の中小都市を結ぶ動きもある。日韓関係の悪化で韓国の航空会社が運航休止した路線を埋めているもようだ。

 中国の航空各社は日本路線の増加に積極的。日本政府筋は「中国人の旺盛な訪日需要を取り込む」と強調した。

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