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【トップ直撃】暮らしを変える宅配ボックス! 世界で初めて開発「マンションの入り口をコンビニのように」 フルタイムシステム・原幸一郎社長 (1/3ページ)

 マンション住人にはなくてはならない宅配ボックスは、機能の進化を続け、利用範囲も拡大している。マンション向け宅配ボックスを世界で初めて開発し、新しい市場を作り出したパイオニアは、ラグビーで培った体力と精神力、世界を放浪して得た経験と発想力を武器に、規制など立ちはだかる難関を次々と突破してきた。(中田達也)

 --世界で初めてマンション用宅配ボックス「フルタイムロッカー」を開発したそうですね

 「おかげさまで36年目です。現在、約3万4000カ所のロッカーがあり、分譲マンションの8~9割がうちの商品を使っていただいていると思います」

 --宅配便では再配達が増えている問題も指摘されています

 「宅配の数も増えていますが、特にアマゾンさんの数が圧倒的ですね。アマゾンの梱包に対応した形のロッカーも作っています」

 --機能も進化していますね

 「マンションの入り口をコンビニのように何でもできるシステムに変えていきたいと思っています。電気代やクリーニング代の決済も可能ですし、レンタカーの鍵の受け渡しもできます。蓄電池を備え、災害時に電力供給が可能なものもあります。マンション以外にも郵便局や駅、ネットスーパーの食材の受け取りなどで拡大しています」

 --顔認証システムなど新技術にも積極的です

 「おかげさまでうちはロッカーでナンバーワンなので、いろんな企業からお話をいただきますが、結局はナンバーワン同士で一緒にやることになりますね」

 --宅配ボックスを始めたいきさつは

 「マンションの管理会社をやっていたのですが、宅配の荷物が増えてきたことがきっかけです。留守宅の場合、管理人が代わりに受け取っていましたが、夜中に帰って来る人に荷物を渡すのもたいへんで、ロッカーを作ったんです。マンションを100カ所ぐらい調べたところ、3分の1が在宅、3分の1がときどき在宅、残りの3分の1は不在という比率だったので、戸数の3分の1程度のロッカーを作ればいいと判断しました」

 --トラブル対応は

 「専用回線で24時間管理にしました。荷物が取り出しできないなどの連絡にも、えらいすんまへんなー、とかしゃべったらなんとかなったものです」

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