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【トップ直撃】アパレル業界の下町ロケット! 動体裁断・動体縫製で“異次元”の着心地を実現 丸和繊維工業・深澤隆夫社長 (3/5ページ)

 --業界の現状は

 「付加価値を高めないと若い人たちがなかなか入ってこない業界になってしまっています。海外から大量に安いものが入ってきて、いま日本の市場で売られているアパレルの98%近くが輸入品になっているんですね。大量に入ってきた商品が大量に廃棄され、4着に1着は袖も通さないまま捨てられるというデータもあるようです」

 --今後の取り組みについて

 「OEM(他社ブランド品の製造)もやっていますが、それだけでは先がないので自主独立したメーカーとして力を付けていきたいと考えています。言われたことはなんでもやる“下請け根性”はよくないと思って、上も下もないパートナーシップを結ぶには自分たちも進化する必要があるんです」

 ■ゴルフでホールインワン達成!

 【宇宙】2010年にスペースシャトル「ディスカバリー号」で宇宙に滞在した山崎直子さんの船内被服として同社のシャツが採用された。「宇宙ステーションで筋力もなくなる中で作業をする際にストレスを感じることがないような商品を作りました。作業のサポートができたんじゃないかなと思っています」

 【商社】大学卒業後、大手商社の丸紅に入社した。「最初は大阪に配属され、それからサウジアラビアに配属になって織物の生地を担当していました」

 事業環境が大きく変わったのが、1985年のプラザ合意だった。「中近東は薄利多売のマーケットだったので円高になって苦労しました」

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