記事詳細

【天野秀夫 中小型厳選株】特殊詐欺を防ぐ「モバイルフィルタ」を開発「トビラシステムズ」に再注目! (1/2ページ)

 ■今10月期2ケタ増収益、初配当、IPO1年

 2019年相場も数日を残すのみとなりました。新興市場の主要指数で18年に大きく調整したマザーズ指数とジャスダック平均は、今年は調整にブレーキをかけました。そして、12月下旬は新規上場(IPO)銘柄物色が盛り上がりました。30日に東京証券取引所は大納会を迎えますが、大発会は年明け7日となり、年末年始のお休みは6日間と例年よりも長くなっています。

 「株を枕に年を越す」という相場格言は、今年に限れば、ややリスキーかもしれません。ただ、1月はIPOがほぼないために既存の優良銘柄を選別して買い直す場面が訪れます。

 今年最後となる当コーナーで紹介する銘柄は、19年の新規上場(IPO)銘柄の中でも事業内容に特殊性、新規性に優れて、業績も好調というマザーズ銘柄の「トビラシステムズ」(4441)です。

 同社は、特殊詐欺を防ぐフィルタリングアプリ・システム開発を手掛け、具体的には社会問題化している「オレオレ詐欺」や「アポ電詐欺」といった特殊詐欺を防ぐモバイル、固定電話、ビジネス向け迷惑情報フィルタシステム、アプリを開発・販売している国内最大手です。

 11年に発売した悪質な迷惑電話や詐欺電話を防止する「トビラフォン」が主力サービスです。提携先のNTTドコモやKDDIのau、ソフトバンク、Yモバイルなど、通信キャリアや通信回線事業者のオプション契約を通じてサービスを提供しています。15年3月には警察庁と「特殊詐欺電話に関する覚書」を締結して、特殊詐欺対策に関する情報提供を受ける体制を構築するなど、上場企業として社会的信頼度も高い企業です。

関連ニュース