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【新・兜町INSIDE】初日下落は買い場? 大型IPOは「スカイマーク」と「キオクシア」か

 2020年は昨年に続いて新規公開(IPO)株投資の好調が予想される。上場件数は昨年並みとみられるが、大量の資金吸収を伴う大型上場が不安視されている。

 昨年は86社が上場企業し、このうち9割近い75社で初値が公開価格を超えた。上場前の公募や売り出しで買い、上場初日で売る「初値トレード」は今年も高い手堅い投資成績が期待できそうだ。

 気掛かりなのは大型上場。上場初日の株価は企業の実力よりも、売り手と買い手のバランスが大きく影響し、市場に出る株式の多い案件ほど株価が上がりにくい。

 今年は15年に経営破綻したスカイマークや東芝から分離した半導体大手キオクシア(旧東芝メモリーホールディングス)の上場を予想する声が多い。

 昨年は10月上場のIT企業Sansanの時価総額1424億円が最大。初値は公開価格比6%高と、2倍高続出の市場にあって大型株苦戦を印象付けた。

 スカイマークとキオクシアの上場時価総額はSansanを上回るとみられる。優良企業だけに上場初日の下げは格好の買い場か。

 【2020年1月10日発行紙面から】

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