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【トップ直撃】キャッシュレスが当たり前の時代、重要なのは「ネットとリアルの融合」 ソニー銀行・住本雄一郎社長 (1/3ページ)

 異業種から参入し、個人向けインターネット銀行を設立してから20年近く、日本の金融業界に新風を吹き込んできた。外貨預金や住宅ローンに強く、キャッシュレス決済でも他社にまねできない取り組みを進めている。そして銀行業界が人員や店舗を減らそうとするなか、逆に「リアルに飛び出そう」と掲げ、人と人との関係が大事だと強調する。(中田達也)

 --キャッシュレス決済が普及していますが、どのような対応を

 「ソニーバンク・ウォレットというVisaデビット付きキャッシュカードを提供しています。11通貨に対応していて、外貨決済に便利という点は、ほかにはあまりないと思います。取引額に応じて最大2%キャッシュバックされるプログラムもあります。グーグルペイで利用できるようになり、利便性も高まっています」

 --預金口座から即時に引き落とされるデビットカードのメリットは

 「その場で決済されるので、クレジットと比べて使い過ぎを防ぐという面があります。決済の都度記録が残るので、家計簿アプリを使う際にも便利で、自分のお金を管理するうえで利用しやすいと思います」

 --全日本空輸(ANA)との提携カードも導入しました

 「ANAマイレージクラブ会員専用の商品として、マイルが効率よくためられる外貨定期預金も扱っています」

 --外貨預金はどんな利用法がありますか

 「為替レートが安いときに買って高いときに売るという方ももちろんいらっしゃいますが、われわれは実際に使うための外貨預金の活用を推進しています。海外旅行や出張の際に外貨の預金口座から直接引き去りができるので、為替コスト負担は業界最低水準です。親会社のソニーも海外出張や赴任が多いですが、海外でもらった給料を日本に持ってくるときの受け皿口座としても利用してもらっています」

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