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【トップ直撃】キャッシュレスが当たり前の時代、重要なのは「ネットとリアルの融合」 ソニー銀行・住本雄一郎社長 (2/3ページ)

 --住宅ローンも主力事業ですね

 「金利が下がってきているので競争は厳しいところですが、今年度も順調に伸ばしています。大型マンションの着工や竣工(しゅんこう)が進むなかで、業者さんからご紹介をいただくケースも多いですね」

 --利用者や業者から評価される理由は

 「大きな銀行さんのように支店を抱えていないことでコスト競争力があり、金利でがんばっています。電子契約を導入したことも効率化やスピード化に役立っていると思います。一方で住宅ローンアドバイザーという担当者が、お客さまのお困りごとの解決や次の手順についてメールや電話でお手伝いしています」

 --マイナス金利の影響で資金運用が厳しい銀行も多いようです

 「影響は当然ありますが、米国などはまだ金利はそれなりに高いので、外貨で運用することで、利ざやを稼ぐことはできます」

 --ネット銀行の先駆けの一つです

 「いまやネットバンクもたくさんありますし、メガさんも地方銀行さんもネット取引が当たり前になっています。そこで私が言っているのは『ネットから飛び出そう』ということです。東京・銀座のコンサルティングプラザはもともと住宅ローンだけの相談窓口だったのですが、資産運用や資産形成などセミナーやご相談を受けるようにしています。ネットとリアルを融合させることが大事だと考えています」

 --ソニーグループの一員としての強みは

 「お客さまに親近感を持っていただける点は大きいですね。ただ、ブランドはありがたいんですが、銀行そのものをもっと理解していただく必要もあります。また、フィンテック(金融とテクノロジーの融合)技術の活用についても、いくつかプロジェクトを始めているところです」

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