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【凄腕アナリスト ザ・覆面】米中貿易摩擦は緩和方向、「5G」設備投資は拡大の可能性 半導体関連の「竹田印刷」はPBR1倍割れの値ごろ感も魅力! (1/2ページ)

 好スタートを切った2020年の株式市場だが、中国の湖北省武漢市が発生地とされている新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が懸念材料となっている。感染確認は日本を含むアジアのほか米国にも広がってきた。中国の専門家からは人から人への感染確認が指摘され、中国の春節とも重なり、経済活動への影響は無視できない。

 03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)、15年の中東呼吸器症候群(MERS)が流行した折にも株式市場は調整した経緯がある。

 ただ、収束局面は来るので過度に不安視することは避けたい。物色的にもマスクや消毒剤、空港で発熱者を探知するサーモグラフィー関連の銘柄が人気化しているが、あと1つ人気化している物色テーマが半導体関連だ。米中貿易摩擦が緩和方向に傾斜する中、5G(第5世代移動通信)の普及が半導体向けの設備投資を拡大させる可能性が膨らんでいる。

 半導体関連株は東証1部企業に多いが小型株にも数多く存在する。特に東証1部とジャスダック市場に多いことが特徴だ。東証2部の「竹田印刷」(7875)もその1社だ。社名が示す通り、「印刷事業」と印刷から派生する文具系通販サイトや物流事業、ストレスチェックサポート事業などの「拡印刷事業」を展開しているが、もう1つの事業の柱が半導体関連マスク事業だ。

 グループを通じてICパッケージや各種基板用のスクリーンマスク、フォトマスクの設計・製造、プリント基板への電子部品表面実装用のメタルマスクの設計・製造、各種電子部品用のスクリーンマスク、フォトマスクの設計・製造等を手掛けている。

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