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【定年後 難民にならない生き方】防災のプロが語る「新型肺炎」への心構え 手洗い・うがいなど普段の行動が生きてくる (1/2ページ)

 新型コロナウイルスによる肺炎が猛威を振るっている。WHO(世界保健機関)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言。日本国内も患者発生が複数確認されており、感染拡大が心配されている。そして店頭からは瞬く間にマスクや手指消毒用ジェルが消えた--。

 「コロナウイルスの感染拡大は広い意味での『災害』であると私は考えています。感染をこれ以上拡大させないために一人一人がやれることがあります」

 こう解説するのは『プチプラ防災』の著者で、国際レスキューナースの辻直美氏だ。

 「感染者が増えるのは予測できたことです。今分かっている感染者数はあくまでも氷山の一角の数字。SARSやMARSに比べると発症率は低いとはいえ、インフルエンザ並みと考えると、パンデミックが起きることは想定しておく必要がある。あとは自衛していくしかないでしょう」

 では、どうすれば自分の身を守れるのか。辻さんのアドバイスはこうだ。

 「新型コロナウイルスは、風邪やインフルエンザと同じように基本的な感染予防策が有効だとされます。手洗い・うがいの励行、マスクの正しい着脱、鼻呼吸、十分な睡眠と休養といったことが大切です。“なんだ、そんなことか”とガッカリされた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これらを正しく理解し、実践できているかというと自信がない…という方は意外に多いのです」

 例えば、マスクの着用。マスクはサイズが合ったものを選び、鼻からあごまで覆うように装着する。装着途中、ずらしてあごにかけるのはNG。あご部分に付着したウイルスがマスクの内側に移る可能性があるためだ。また使用後のマスクにはウイルスが付着している可能性が高いため、フィルターをさわるのは避け、ゴムひも部分だけを持つよう心がける。

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