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【天野秀夫 中小型厳選株】「5G」関連の業績上方修正銘柄「santec」は上昇指向を継続 (1/2ページ)

 新型肺炎の拡大による世界経済への影響が警戒視されて、株式市場は大きく調整しています。2002年から03年に重症急性呼吸器症候群(SARS)が発生、流行した当時、日経平均は02年に年間で18・6%下落(終値比較)し、03年には24・5%高(同)への反転を見ました。

 しかし、中国の経済規模と世界経済に与える影響度は当時と比べてはるかに増しており、単純な比較はできません。新型コロナウイルスによる感染者数の増加がピークアウトするまでは、日柄調整が必要となってくるでしょう。

 こうした不透明さが増す局面では、ソニーやNTTといった王道銘柄の深押し場面、新規上場銘柄など好需給銘柄、業績上方修正など好材料が出た銘柄が注目されやすくなります。株価2000円割れに調整しながらも上昇トレンドが壊れていないジャスダック上場の「santec」(6777)が、業績の上方修正発表銘柄として注目できます。

 santecは愛知県小牧市に本社を置く光技術の応用製品メーカーで、光通信用部品、光測定器、光画像センシング、ビジネスソリューションを事業領域としています。1984年には世界初の「光ファイバ検査装置」を発表した企業でもあります。

 2001年に「サンテック」から商号変更して、当時のナスダック・ジャパン(現・ジャスダック)に株式を上場。波長可変光源・光測定器、光イメージング・センシング、光部品、伝送システム搭載部品などを具体的な製品として持ち、光部品は伝送装置メーカーを通じて通信事業者(キャリア)に納品されます。来期からは5G(第5世代移動通信システム)向け部品の納入が本格化して業績に寄与する形です。

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