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【男のみ・だ・し・な・み】素肌に直接着ても体にストレスを与えない! 高級糸で「カジュアルウエア」作り 若きデザイナーの挑戦 (1/2ページ)

 日本に既製服が普及してきた1960年代後期から70年代初めに資金がない若者がマンションの1室をアトリエ兼オフィスにしてオリジナル服を作り、卸販売をするいわゆるマンションメーカーが群雄割拠し、その中からデザイナー&キャラクターブランドとして大きく羽ばたいていった時代があった。

 そして今は若いデザイナーが世に出ていきにくい時代だと感じている。不況に加え家賃や人件費の高騰に伴う工賃が高くなるなど諸条件が悪いが、一生懸命挑戦する者もいる。展示会巡りをして諸兄より6カ月以上も前に新しい情報を得ているが、私なりにオリジナリティーがあり魅力的なものを作っていると思ったデザイナーのアイテムを折にふれて紹介していこうと考えている。

 木村嵩之さんの「KIMURA」ブランド(info@kimura-jp.com)は2016年にスタートし、ラグジュアリーなドレスシャツに使われる上質な細い糸で織られたシャツ生地を使い、あえてベースボールシャツやカーディガン、ポロシャツなどカジュアルでなじみのあるアイテムを作っている。

 私が気に入ったのが写真の“narrowing/cardigan(ナローイング・カーディガン)”で税別2万3000円、インポート生地使用は2万4000円。ナローイングとはニット用語で減らし目のことで、襟ぐりや袖ぐりなどを美しく成型するのに用いられる。

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