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【バフェットの次を行く投資術】ホームの東京で勝てないのに…海外投資で勝てるとは浅はかだ (1/2ページ)

 どのような人間にも長所と短所がある。バフェットはケチで有名だが、ある日「私の着ているスーツは超高級品だ。私が着ているからしみったれて見えるだけだ」というジョークとも、いらだちともとれる発言をしている。

 もちろん、ケチで有名であったバフェットも、人生の残り時間が少なくなった現在ではそれなり(もっとも総資産と比べれば砂粒程度だが…)の消費をしており、実際に着用しているスーツも相当な高級品なのだろう。

 しかし、若いころから身なりにかまわなかったバフェットが、いきなり一流のファッションセンスを身に着けるなど無理な話だし、意味もない。

 投資の神様という人並み外れた才能を持つバフェットは、どんなにボロを着ていても、世界中の人々から尊敬される。

 投資においても「自分の長所」を生かす、つまり「自分の範囲で勝負する」のが大事だというのがバフェットの考えだ。

 例えば、「5兆ドル規模の米国株式市場で勝てないのに、他の国で勝負すれば勝てると考えるのは浅はかだ」と述べている。われわれに置き換えれば、「ホームグラウンドの東京市場で勝てないのに、海外投資で勝てると考えるのは浅はかだ」ということである。

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