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【知って得するユニーク少額短期保険】小回りのきく商品として2006年に誕生 生損保の組み合わせも可能 (1/2ページ)

 「少額短期保険」という保険をご存じだろうか。名前の通り、保険金額が「少額」で保険期間が「短期」であることが特徴の保険である。

 これまでにあった生命保険や損害保険も、保険料が少額で保険期間が短期のものもあるが、これは「少額短期保険」とは言わない。

 生命保険会社や損害保険会社は、金融庁による免許制で、最低資本金は10億円。一方、少額短期保険業者は、財務局による登録制で、最低資本金は1000万円である。

 生命保険会社が販売できるのは生命保険だけ、損害保険会社が販売できるのは損害保険だけで、生損保の兼営はできない。生命保険会社が損害保険も、また、損害保険会社も生命保険を販売しているように思っている人もいるかもしれないが、それは生命保険会社は損保子会社を作って、損害保険会社は生保子会社を作って販売しているに過ぎない。

 だが、少額短期保険業者は、同じ業者が生損保の両方を販売することができ、またひとつの商品で生損保を組み合わせることも可能だ。

 なお、生命保険会社や損害保険会社が経営破綻した場合は、保険契約者保護機構の保護制度がある。少額短期保険業者は、事業開始時に1000万円の供託金が必要だが、経営破綻した場合の保護制度はない。だが、少額短期保険の「少額」と「短期」という商品性のため、もし経営破綻したとしても、その影響は大きくない。

 少額短期保険の特徴の、「少額」というのは、保険金額の上限が低く、損害保険で1000万円、病気が原因の死亡保障は300万円、医療保障は80万円となっている。ただし、経過措置として、2023年3月31日までは、この金額の倍の金額まで、契約することができる。

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