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【トップ直撃】「中華くらげ」「とびっ子」などシーフード総菜の先駆け 「誰も見向きもしなかった」ニッチ食材で世界もとりこ! 大栄フーズ・岡康人社長 (1/4ページ)

 「中華くらげ」「とびっ子」など、いまではおなじみのシーフード総菜の開発や量産に成功し、食卓を彩っている。「それまで誰も見向きもしなかった」というニッチな食材にいち早く目を付けてオリジナル商品を次々に生み出してきた。海外にも積極展開し、日本の食文化を世界に発信している。(中田達也)

 --オリジナル商品の「中華くらげ」を他社に先駆けて量産化したそうですね

 「クラゲは中国ではもともと漢方薬などに使われていて、日本でも中華料理などで高級品として使われていました。昔は塩漬けにして酢の物として食べるぐらいでしたが、われわれは中華風の味付けで売り始めたわけです」

 --開発には試行錯誤もありましたか

 「最初はメンマとあえたりしていましたが、冷凍後に解凍すると水が出て失敗したこともありました。いまでは日本のメジャーなスーパーで、『中華くらげ』を置いていないところはまずないと思いますが、最初は切り干し大根と間違えられたこともありましたね」

 --ヒットしたきっかけは

 「デパートの催事コーナーがいちばん売ってくれました。すると今度はスーパーからも扱ってみたいと声がかかり、加工品はせいぜいかまぼこぐらいだった築地市場でも扱うようになりました」

 --トビウオの魚卵を塩漬けにした「とびっ子」も人気です

 「すしネタにもなって、若い人にも人気ですが、世界に広めたのはわれわれです。絶対に受け入れられると考えていました」

 --新しい食文化を生み出していますね

 「それまで日本でほとんど使われなかった原材料を集めて加工して商品として出してきました。たとえばホタテのひもも以前は捨てていたんです。それを日本で最初に集めて商品にしました」

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