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東証、5日ぶりに反発 円安好感、206円高

 19日の東京株式市場は、このところの株価下落で値ごろ感のある銘柄が増えたことや円安進行から買いが優勢となり、日経平均株価(225種)は5営業日ぶりに反発した。終値は前日比206円90銭高の2万3400円70銭。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感は残るものの、アジア市場が総じて堅調に推移したことが相場に追い風となった。

 東証株価指数(TOPIX)は6・15ポイント高の1671・86。出来高は約11億3300万株。

 感染拡大への不安から18日までの4営業日の合計で660円を超える下落となり、節目の2万3000円に接近したことから、好業績銘柄を中心に買いが膨らんだ。

 円相場が1ドル=110円台に値下がりしたことも市場の過度な不安心理を和らげた。

 一方、感染拡大で生産、物流、出張といった企業活動に悪影響が及ぶほか、観光やイベントなどの個人消費への打撃も深刻だ。市場では「企業業績をどれくらい押し下げるのかという見通しもまだ示すことができない」(大手証券)と不安な声が聞かれた。