記事詳細

【定年後 難民にならない生き方】定年男性の地域活動デビューに「読書会」 プレゼン、輪読、テーマ別などさまざま (1/2ページ)

 定年を迎えた男性の地域活動デビューは難しいと言われるようになって久しい。そんな中、「新たな世界が広がる」「同好の士と出合える」と話題になっているのが、読書会である。

 しかし、ひとくちに読書会といっても、そのスタイルは幅広い。募集内容を見ると、おすすめの本を互いにプレゼンテーションする会から、一冊の課題図書を輪読する会までさまざまだ。どうすれば、自分に合った読書会を見つけられるのか。やはり、同世代が多い読書会を選ぶほうがいいのだろうか。横浜読書会KURIBOOKS代表の佐藤久理氏に聞いた。

 「世代にはあまりこだわらなくてもいいかもしれません。例えば、60歳以上の方を対象とする読書会を開いた時、参加された方々は口々に『残された時間が少ないのであと何冊か読めるかわからない』とおっしゃっていました。でも、その限りある時間で“どのような本が読みたいか”というと、その方によって考えはまるで違っていました」

 限られた時間だからこそ「名著と呼ばれる古典を読みたい」と希望する人もいれば、「読書は娯楽として徹底的に楽しみたい」という意見もあり、はたまた「1秒でも長く健康で存らえるための本にしか興味がない」と断言する人も。自分とは異なる価値観に触れることで、自分自身を客観的に振り返る機会にもなるという。

 「読書会によって『感想以外は話してはいけない』『感想のプレゼンは3分以内』など厳密にルールを定めている会もあれば、ゆるやかに設定している会もあります。このあたりは主催者によっても考え方が違うので、告知内容にしっかり目を通し、“これなら参加してもいい”と思える会に試しに参加してみると、より自分にとって居心地のいい読書会の条件もはっきりしてくると思います」

関連ニュース